平成20年度
10月・11月にオープンスクールで市内4校で人権教室を開きました。
 ☆篠山市西紀南小学校では1年〜6年生の全学年が体育館に集まり、冊子種をまこう「ソモス・アミゴス」を教材に人権擁護委員でペープサートの人形劇で授業を進めました。
 「ソモス・アミゴス」はスペイン語で「私たちは友だちです」の意味です。
「ソモス・アミゴス」の教材の目的は、外国人の持つ言語・習慣には違いがあり、その違いを認め合う心が差別や偏見をなくし、平和な社会をつくることを学ぶことです。 とりわけ「人は誰も、かけがえのない命をもち、一人ひとり違いがあることを認識する」ことで、外国の人々や文化も大事に思う気持ちや助けあう態度を育みます。
 1年生〜6年生が班ごとに別れて、劇のなかでの出来事について意見を活発に発表してくれました。

 ☆大山小学校の1・2年生は、低学年にも解りやすく紙芝居「ぐらぐら森のおばけ」を教材に授業を進め劇中の「人KENまもる君・あゆみちゃん」がいじめっ子の動物をこらしめ「ぐらぐら森」の動物たちがみんな仲良く輪を作り歌をうたって終わる紙芝居に生徒たちは拍手喝采!「いじめ・仲間はずれ」はいけないことを大きな声で発表してくれました。

 ☆岡野小学校は2年生2クラス合同で、ロンドン在住の小学2年生の作文「わたしのはだ」の読み聞かせ授業。初めに世界地図をみせイギリスの場所を確認し、まわりの友だちのはだの色や眼の色と違うことに悩んだり、羨んだりする女の子が、まわりの人の声かけによって自分の良さに気づいていく話に対し、生徒たちの思いや意見を発表してもらいました。
  世界中には、いろいろな人が住んでいる。肌の色、眼の色、髪の色など外見だけでもみんな違っていてそれはすばらしいだということに気づき「みんなちがってみんないい」ということを理解してくれました。
 
 ☆福住小学校は1・2年生で冊子種をまこう「一つの押し花」をペープサート劇で、相手の気持ちを想像して、自分が相手の立場だったらどうするだろかうと「思いやる心」を育むことを目的として授業を進めました。
少人数のクラスでしたが黒板でのまとめでは、しっかりと1年生もまとめてくれました。

 ☆4校とも人気者のキャラクター人形「人KENあゆみちゃん」を囲んでニッコリと記念撮影をして終わりました。
  西紀南小学校 
  
ペープサートの人形劇
   
「ソモス・アミゴス」
 
  大山小学校
   紙芝居
 
 「ぐらぐら森のおばけ」
  岡野小学校
 「わたしのはだ」
  世界地図を前に
  福住小学校
  冊子種をまこう
 「一つの押し花」
  黒板でのまとめ