平成22年度
  丹波の名物朝霧が里や山に立ち込め、紅葉をし始め山が装う季節の10月22日・城東小学校
 4年生、城南小学校1年生、11月4日篠山小学校1年〜5年生、11月12日西紀北小学校5・
 6年生の児童を対象に篠山地区の人権擁護委員は人権教室を開催しました。
  今年度は、日置・後川・雲部の3校が統合され城東小学校となり初めての人権教室。
 たっぷりと2時間の授業と新しい教材で擁護委員も緊張いたしました。
       教材は「冊子・種をまこう」の中から『小さないのち』 
  生きているものには 生命があることに気付き、それを大切にする心を育む事を学習目標とし て授業を進めていきました。グループに分かれて、『いのち』についての意見を活発に出し合い、子どもたちの素直な意見に擁護委員 は「なるほど」と感心したり驚いたり楽しい時間を過ごさ せていただきました。
  城南・篠山・西紀北小学校では紙芝居「ぐらぐら森のおばけ」やDVD「プレゼント」・
 「桃色のクレヨン」で「いじめ」についての授業を展開いたしました。
 どの学校の子どもたちも礼儀正しく活発な意見を発表してくれました。
 子どもたちが、素直な心をずっと持ち続けて欲しいと願いながら人権教室の授業を終わりました
   
    子どもたちの感想文
      
    「小さないのち」より
  私は「小さないのち」のお話を聞いて、今までも生き物の命を大切にしないといけないと
 思っていたけど、もっとその気持ちが深まりました。
  私も、一度モンシロチョウをつかまえたことがあって「かいたいなぁ」と思ったことがあるけ ど「死んじゃたらかわいそうだから」やめておこうと思いました。
 だからこれからも、もし生き物を捕まえたら、自然にかえしてあげたいし、もし友達や妹とかが そういうことをしていたら、しっかりと注意してあげたいです。今日は、この話を聞いて生き物 の小さな命のことがよくわかりました。              (4年生 女子)
    
    「プレゼント」より
  友達に『いじめ』なんて、ぜったいに、しちゃ『ダメ』だよ。
  もし、自分が『いじめ』にあっていたら、どういう気持ち?
  きちんと、人の気持ちを考えよう。もし、前に自分が『いじめ』に、あっていても、気にせず  に、自分の道を進んでいこう!
  だから『いじめ』はぜったいにしては、ダメだよ。
   今日は、本当にありがとうございました。            (3年生 女子)


  みゆきちゃん、どうしてあやかちゃんをいじめるの?
 ぼくいじめているみゆきちゃんキライ!
 みんなと仲良くしているみゆきちゃんがいい!
 手作りの写真たてよかったじゃん! 店で買ったやつより手作りのほうがいいと思うよ!
  自分がいやな事は人にしない方がいいよ! からかうだけでも「いじめ」につながるんだよ! (悪口も)だからみんなと仲良くしてね!       劇中劇のコロの気持ちより
                               (3年生 女子) 
   
  「桃色のクレヨン」より
  今日、「桃色のクレヨン」を見て学んだことは、障害者だからって何でも勝手に決めつけて  はいけないということです。
  私も、障害者を見たと時、怒ったりはしないけど、なんか嫌になってしまいます。
 だけど、それを決めるのは、外見ではなく中身ということを学びました。
 雪ちゃんは、優しい心を持っているし、小さいころの思い出を思い出せて良かったと思います。                                (5年生 女子)
   

     
 「まもるくん」はどこ でも人気者です。   DVDを静かに熱心に
  鑑賞してくれました。