言葉に思う
 最近の若い人たちの話す言葉は、「ら抜き」でテンポも速く省略語が多く、カタカナ語も交えての会話、私たち昔人間にはとてもついていけない。若い人たちは話し方を通じて意識を確固たるものにしているのだろうか?  遠い昔、私は親から「他の誰よりも大きな声で『おはよう、こんにちは、こんばんは』わずか2・3秒の言葉でも、笑顔であいさつすること、豊かな人間関係を保つには、年上の人、年下の人、相手にふさわしい言い方で、親しみを込め心を開いて言葉をかわせるように心がけること」と躾けられた。
 社会人となり就職した企業の新人研修では「あいさつのしかた。尊敬・丁寧・謙譲語のつかいかた。口の中でモグモグ喋ってその半分も聞き取れないでいるような曖昧な言葉づかいをせず、自分の言葉のアクセントに気をつけ、明るいハッキリした響きの言葉をどんどん使うこと、言葉の練習をしない人は、真に自分の持っている力の半分も世間で買われないことになる。」と教育された。
 私は親から人としてのマナーを、研修の講師から言葉による自己表現や会話で人間同志の感情を共有できることを教わっているのに、疲れていたりするとフクレ面であいさつをしたり、相手の気持ちも考えずに横柄な口をきいては家族、友人知人の仲間たちに不愉快な思いをさせてしまい、なかなか話上手、声美人にはなれない。
     ある雑誌の見出しに。
  ・前向きな言葉を話す人
  ・笑顔を絶やさない人・ポジティブに考える人
このような人は明るさが明るさを呼び、運命も好転していきます。
普段の言葉や表情、想いが人生を形作っていきます。「良い言葉の種」をまき美しい人生を花開かせましょう。 と書かれているのを読み私も、
英語では「YOU」だけしかないけれども日本語は「あなた」「君」とか
    いろいろな表現を持っている。それぞれの言葉の違いをきちんと使いわけ
    美しい日本の言葉を大切に、笑顔で柔らかな言葉で、日々の生活を暮していきたい