平成21年度

平成21年度人権教室を初秋〜初冬にかけ市内3校の小学校・篠山養護学校で、人権擁護委員全委員で取り組みました。
 紙芝居「ぐらぐら森のおばけ」や「種をまこう」の冊子の中から「教えてくれてありがとう」「一つの押し花」やDVD「桃色のクレヨン」を教材に授業を進めていきました。
 紙芝居「ぐらぐら森のおばけ」は「いじめ」を題材にお話が展開していきます。子どもたちは紙芝居に夢中です、私たちも遠い昔、紙芝居に夢中になった頃を懐かしく思い出しました。子どもたちは、たくさんの感想や意見を発表してくれました。
「教えてくれてありがとう」
ではペープサート劇で、障害のある人を正しく理解しょうとする心を育み、障害のある人と共に生きていく社会を作るために、何が出来る
のかを考えることを学習目標として取り組みました。視覚障害者をゲストに招き「目が見えない」事から結果する生活・学習上の困難、社会生活上の不利益について、人との関わりの中で、嬉しかったことなどを話していただきました。子どもたちは真剣な眼差しでゲストの話を聴いてくれました。
 DVD「桃色のクレヨン」は前日に子どもたちに視聴してもらって、感想文を書いてもらい、教室でDVDをもう一度視聴し、子どもたちの感想文を発表しながら授業の展開を進めて行く中で、「みんな違っていていいんだよ」と言うことを理解してくれたように思います。・・・「十人十色」自分らしさを大切に成長してくれることを願いました。

    「教えてくれてありがとう」の感想文から
 今日は、目がふじゅうな人の話ありがとうございます。そのおかげで目のふじゅうな人のことがよくわかりました。ありがとうございます。また、あゆみちゃんをつれてきてください。
                               (2年生 男)

 今日はありがとうございました。白いつえをもっている人にはやさしくすることはだいじなことだと思いました。「だいじょうぶですか」といわないで、「なにかすることはないですか」とおしえられてびっくりしました。                (2年生 女)

       
 「あゆみちゃん」はどこで も人気者です。
 
  紙芝居
 
 「ぐらぐら森のおばけ」
 しつかりと意見を発表し   てくれました。