平成22年度第1回委員研修会
 平成22年7月16日(金)午後2時00分〜4時30分、丹波市柏原公民館で「自殺予防対策・危機初期介入スキルアップのために」をテーマに丹波健康福祉事務所 地域保健専門員 荻野 明美氏を迎え第1回委員研修会を開催した。
 神戸地方法務局柏原支局と篠山支局が統合して委員数28名の大所帯となる中での初めての委員研修会となりました。
 グールプに分かれて提案された「自殺危機にある人への初期介入の基礎知識を得る」ことについて意見交換をしてロールプレイで発表するスタイルで研修会を進めました。
 自殺者が3万人を超える今日、自殺を早い段階で食い止めるかが問題視されています。 
 自殺者は「生きていることに喜びを見いだせない、生きていても仕方がない」といった考えを持ち死に至るケースが多い。 何が人を自殺に追いやっているのか? といろいろな例題で意見交換をしていきますが、なかなか難しい問題であり答えが出ません。
 人権擁護委員として、どんな人がどんな状況にあっても「かけがえのない存在」であるという事を伝えていくことで自殺の「落とし穴」から救いあげることができるではないかとの大方の考えでした。
 今後も、人権啓発活動を通して「かけがえのない命」の大切さ呼びかけていく事で研修会を締めくくりました。