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 グルメ時代、飽食の時代と言われる中で、過食や偏食によると思われる成人病や、いろいろな疾病がふえています。
食生活の改善が重要な時代を迎えました。
 あり余る食物に恵まれた人びとは、食べる感激を忘れ、感謝の気持ちを抱くこともなく、食べ物を粗略に扱うようになりました。大量の残飯には目をおおいたくなります。
 こうした現象を引き起こしているのは、まぎれもなく、私たちの心です。肉体ではなく、心も病み始めたと言わなくてはなりません。
 食事を作るにしても、カロリー計算をした料理ばかりではなく季節の野菜や郷土ならではの食材を駆使した心のこもった調理をしてこそ「食育」につながるのではないでしょか


郷土の一品
      とふめし
 篠山市 大山地域には、長安寺・町ノ田の集落で、100年以上も前から、「とふめし」という郷土料理がつくられてきました。
 「とふめし」、一風変わった名前ですが、その名のとおり、豆腐、ごぼう、にんじん、さばの水煮を使った、大変素朴な料理です。ところがこれが、お茶碗によそってもおにぎりにしてもたいそう美味しいのです。
 大山の中でも一部の集落のみで食されていた「とふめし」ですが、現在では地域のイベントなどでもだされ、田舎の味わいとして多くの人に愛されています。
丹波の豆腐飯 硬めの木綿豆腐をゆでてつぶし、ゴボウにニンジン、油揚げを細かく刻む。隠し味としてサバの水煮を加えて、一緒に醤油でいためる。それらを炊きたてのご飯に一気に乗せて、十分ほど蒸らした後、混ぜ合わせる。
 
   篠山市大山新 
        コミュニティキッチンゆらり資料提供
                              
  丹波篠山の特産物の黒豆の枝豆はシーズンも終わり、篠山の農家は、お正月にむけ乾燥黒豆の収穫に忙しい時期をむかえます。今回は黒豆のシリーズにいたします。
    黒豆の効用
  糖尿病を改善する効果の高い黒豆の煮汁
  高血圧の改善、抜け毛を減らすのにも効果 
  肥満を防ぎ、肌のトラブルにも効果を発揮
 黒豆の煮汁の作り方
黒豆50g    水500cc
@ 黒豆を軽く洗い5〜6時間、水に漬ける。
A @に水を足して500ccにした水で煮る。沸騰したら弱火にして約20分、アクを取りながら煮て、水分が半量になったら火を止める。
B 煮汁を茶こしや布巾などでこして容器に移す。
    飲み方1日、2〜3回に分けて飲むと良い。
     ★ 残った黒豆も料理に使える。


 
  黒豆ごはん  (材料5人分」
    米・・4カップ  黒豆・・1カップ  酒・・大さじ1
  塩・・小さじ1/2 水・4・1/4カップ (米の2割強)
作り方 @ 黒豆を洗って布きんで水気をよく拭いておく。
A 中火で手早く炒る。
B 豆の皮にヒビが入りかけると火を止め、洗っておいた米の中に入れる。
C 米に酒と塩を入れ、普通のごはんと同じように炊く。
 
  寒い夜の我が家の一品  とろろ鍋 (材料2人分)
    鶏ささみ・・4本  酒・・大さじ1  片栗粉・・大さじ2  
    水菜・・80g  とろろ昆布・・40g
    煮汁・・(だし汁・・4カップ  酒・・小さじ4  しょうゆ・・小さじ4  塩・・少々) 
 
作り方 @ 鶏ささみはひと口のそぎ切りにして塩、酒をふり、片栗粉をまぶす。
A 水菜はざく切りにする。
B 鍋に煮汁を合わせて煮立て、@を広げるように入れて3〜4分煮る。
C 水菜を加えて好みの火通りになったら、とろろ昆布をほぐしながら加える。