とふめし |
篠山市 大山地域には、長安寺・町ノ田の集落で、100年以上も前から、「とふめし」という郷土料理がつくられてきました。
「とふめし」、一風変わった名前ですが、その名のとおり、豆腐、ごぼう、にんじん、さばの水煮を使った、大変素朴な料理です。ところがこれが、お茶碗によそってもおにぎりにしてもたいそう美味しいのです。
大山の中でも一部の集落のみで食されていた「とふめし」ですが、現在では地域のイベントなどでもだされ、田舎の味わいとして多くの人に愛されています。
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硬めの木綿豆腐をゆでてつぶし、ゴボウにニンジン、油揚げを細かく刻む。隠し味としてサバの水煮を加えて、一緒に醤油でいためる。それらを炊きたてのご飯に一気に乗せて、十分ほど蒸らした後、混ぜ合わせる。
篠山市大山新
コミュニティキッチンゆらり資料提供 |
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丹波篠山の特産物の黒豆の枝豆はシーズンも終わり、篠山の農家は、お正月にむけ乾燥黒豆の収穫に忙しい時期をむかえます。今回は黒豆のシリーズにいたします。 |
黒豆の効用 |
糖尿病を改善する効果の高い黒豆の煮汁 |
高血圧の改善、抜け毛を減らすのにも効果 |
肥満を防ぎ、肌のトラブルにも効果を発揮 |
黒豆の煮汁の作り方
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黒豆を軽く洗い5〜6時間、水に漬ける。 |
A |
@に水を足して500ccにした水で煮る。沸騰したら弱火にして約20分、アクを取りながら煮て、水分が半量になったら火を止める。 |
B |
煮汁を茶こしや布巾などでこして容器に移す。 |
飲み方1日、2〜3回に分けて飲むと良い。
★ 残った黒豆も料理に使える。
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黒豆ごはん (材料5人分」 |
米・・4カップ 黒豆・・1カップ 酒・・大さじ1
塩・・小さじ1/2 水・4・1/4カップ (米の2割強)
作り方 |
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黒豆を洗って布きんで水気をよく拭いておく。 |
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A |
中火で手早く炒る。 |
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B |
豆の皮にヒビが入りかけると火を止め、洗っておいた米の中に入れる。 |
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C |
米に酒と塩を入れ、普通のごはんと同じように炊く。 |
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寒い夜の我が家の一品 とろろ鍋 (材料2人分) |
鶏ささみ・・4本 酒・・大さじ1 片栗粉・・大さじ2
水菜・・80g とろろ昆布・・40g
煮汁・・(だし汁・・4カップ 酒・・小さじ4 しょうゆ・・小さじ4 塩・・少々) |
作り方 |
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@ |
鶏ささみはひと口のそぎ切りにして塩、酒をふり、片栗粉をまぶす。 |
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A |
水菜はざく切りにする。 |
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B |
鍋に煮汁を合わせて煮立て、@を広げるように入れて3〜4分煮る。 |
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C |
水菜を加えて好みの火通りになったら、とろろ昆布をほぐしながら加える。 |
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